2.5次元アイドルグループ「すたぽら」が9月5日、Zepp DiverCity(TOKYO)でツアーファイナルを完走。いれいす・クレノアら豪華ゲストとのコラボも実現し、”1.5章”の現在地を全力で体現した夜をレポート!
東名阪Zepp、3都市を駆け抜けた夏の記録
2.5次元アイドルグループ「すたぽら」が、2026年9月5日(土)にZepp DiverCity(TOKYO)にて『StarLight PolaRis Summer Tour 2026「StarLoading now…!!」』のツアーファイナルを開催した。名古屋・大阪・東京の3都市を巡る東名阪Zeppツアーとして展開されたこの夏のビッグチャレンジが、ついに完走を迎えた瞬間だ。
本ツアーの軸となったのは、2026年8月12日(水)にリリースされた初のカバーアルバム『あの頃せれくしょん!』。収録曲を中心に、すたぽらを象徴するオリジナル曲、そして豪華ゲストとのコラボレーションを織り交ぜたセットリストで構成された。カバー曲で原点を振り返り、オリジナル曲で現在地を示す——”1.5章”を歩むすたぽらの挑戦と決意が、3都市のZeppに刻まれた。
原点回帰から始まった、圧巻のオープニング
メンバーそれぞれの個性が”Loading”されていくオープニング映像に続き、Coe.・こったろ・くに・如月ゆうの4人がステージへ登場。音楽プレイヤーの画面を思わせるパネルを背に、横一列に並んだマイクスタンドの前へと立った。
幕開けを飾ったのは、平成を代表するアイドルソング「フライングゲット」。大人びた歌声と華麗なマイクスタンドさばき、キレのあるダンスで、普段の”かわいい”イメージとは異なる一面を見せる。その姿に、ぽらりす(すたぽらファンの呼称)から大きな歓声が上がった。
ハンドマイクに持ち替えると、如月ゆうが「ファイナル!最高の景色を目に焼きつけていってね!」と呼びかけ、「初恋サイダー」へ。Coe.とこったろ、くにと如月ゆうがそれぞれ背中合わせになりながら、音域の異なる4人の声が重なり合い、楽曲に込められた初々しいときめきと甘酸っぱい切なさを表現した。
「ヒバナ」では4人がお立ち台に足をかけ、こったろのデスボイスを皮切りにヘドバンを披露。一転して「女々しくて」では窓拭きジャンプや三輪車レースといったコミカルな演出も飛び出し、楽曲ごとに表情を変えるすたぽらの振り幅が際立つブロックとなった。
豪華ゲスト集結——コラボが生んだ化学反応
中盤のハイライトは、豪華ゲストとのコラボレーションだ。トップバッターとして登場したのは、いれいすのりうら。体調不良で出演を見合わせた悠佑に代わり「このライブを2倍、いや100倍盛り上げます!」と宣言し、こったろとともに「サムライハート(Some Like It Hot!!)」を披露した。互いに背中を預け、向き合ってフェイクを重ねる2人の姿は圧巻で、最後はハイタッチを交わしてステージを締めくくった。
続く「ブルーアンビエンス」では、Coe.とりうらが肩を組んでロングトーンを響かせ、普段から親交の深い2人ならではの距離感を体現。「カラオケでよく歌うこの曲、いつもうまくハモれなかった」と明かしながらも、この日は息の合ったハーモニーを披露し、最後は「俺たちがりうちむです!」と声をそろえて”手カエル”ポーズで笑顔を見せた。
えるのとウォルピスカーターを迎えたCoe.・こったろとの4人では「残酷な天使のテーゼ」を披露。それぞれの歌声を活かした掛け合いとハーモニーが、楽曲のスケール感を引き出した。さらにクレノアのしゃけみーとスタンガンが加わり、くに・如月ゆうとの4人で「君の知らない物語」を熱唱。くにの自己紹介コール&レスポンス「全国民の(彼氏!)かまって(ワンワン!)」の誕生秘話も明かされ、4人の関係性がにじみ出るトークも展開された。
新番組発表、そして”1.5章”の現在地
コラボゾーンが終わり、4人が再びステージにそろうと、サプライズ発表が飛び込んできた。Coe.とくにがパーソナリティを務める、すたぽら初の地上波ラジオ番組『推しえて?すたぽらじお!』が、この秋からスタートすることが明かされたのだ。
“推しの推しを掘り下げていく”をテーマとする同番組には、初回放送にいれいすのリーダー・ないこ、第2回放送にはこったろがゲスト出演予定。さらに12月には公開収録も行われることが発表され、会場のぽらりすから大きな歓声が上がった。リアルライブとは異なる形で魅力を届ける、新たな挑戦の始まりだ。
イメージカラーを取り入れたカラフルな衣装にチェンジした4人は、新体制になって初めてのオリジナル曲「メイド・イン・ME」を披露。”なりたい自分になっていい”というメッセージを、まっすぐな歌声と一体感のあるフォーメーションダンスで届けた。本編ラストは「なう☆ろーでぃんぐ!」。予想外の出来事も楽しみ、決して諦めずに前へ進む——そのメッセージを4人がステージ全体で体現し、”1.5章”を歩むすたぽらの現在地を力強く刻んだ。
アンコールに込めた、ぽらりすへの誓い
「地球最後の告白を」でスタートしたアンコール。「きみの存在が何よりもかけがえのない宝物です。だからこそ信じてついてきてくれたきみを絶対に離さない」——そんな言葉が会場に響き、ぽらりすとの絆を改めて確かめ合う時間となった。東名阪Zeppを完走したすたぽらが次に目指すステージへの期待は、今まさに高まっている。







