9人組アイドルグループ・MyDresscodeが8月26日、EX THEATER ROPPONGIで全国12都市ツアーのファイナルを開催。新曲3曲の初披露にメンバー自演のバンドセクションまで、結成2.5周年の集大成がここに。
グループ史上最大の舞台——EX THEATER ROPPONGIに9人が立つ
2026年8月26日(水)、東京・EX THEATER ROPPONGIに9人の歌声が響き渡った。MyDresscodeが全国ツアー「MyDresscode 2026 TOUR My Dreamer’s〜君が居ればどんな私にだってなれる〜」のファイナル公演「MyDresscode 2.5th Anniversary」を開催。4月26日の大阪公演を皮切りに、鹿児島・福岡・千葉・沖縄・北海道・宮城・愛知・石川・神奈川・埼玉・東京と全国12都市を約4ヶ月かけて巡り、グループ史上最大キャパシティとなるこの会場でファイナルを迎えた。
メンバーは桜瀬もえ、喜多さりぃ、如月涼、暖野木のん、佐野瑞季、松倉凪沙、南ララ、岸里美優、李優香の9人。2024年2月のデビューからちょうど2年半、Chipll株式会社に所属する彼女たちにとって、この夜は単なるツアーファイナルではなく、ひとつの時代の節目を刻む一夜だった。
開幕から一気に沸騰——ペンライトが埋め尽くした序盤の熱量
新たに制作されたオープニングSEとともに9人がステージに登場すると、1曲目を飾ったのは「マイドレスコードオーケストラ」。ツアー中に新バージョンとして公開されたこの曲が、大歓声の中で幕を開けた。続く「正しいワタシの口説き方」「スパイダー」ではペンライトの光が客席を埋め尽くし、序盤からボルテージは一気に上がった。
最初のMCでメンバーがツアーファイナルへの思いを語ると、続いて披露されたのが新曲「My Collection」。メンバー一人ひとりの個性を織り込んだ自己紹介ソングの初披露に、客席からは大きな歓声が上がった。「エライ×3」「努力してるからプリンセス」の2曲ではメンバーが客席に降り、ファンのカメラに応えながら会場全体を巻き込むパフォーマンスを展開。ライブハウスを回ってきたグループならではの一体感が、大きな会場でもそのまま再現された瞬間だった。
楽器を手に取った9人——バンドセクションが生んだ「特別な瞬間」
中盤、ステージに用意されたのは楽器だった。メンバー自らが楽器を手に取り、演奏と歌の両方を担うバンドセクションがスタート。この日のために練習を重ねてきた9人が「私、恋してます。」と「正しいワタシの口説き方」のバンドアレンジを披露すると、客席からは驚きと大きな歓声が上がった。
さらにこのバンドセクションの中で、新曲「しゅわしゅわLOVE」を初披露。生演奏とともに届けられたこの曲は、アイドルの枠を越えた挑戦として、ファイナルにふさわしい特別な瞬間となった。「ごめんね。ByeByeBoy」まで4曲を演奏し切った9人に、会場からは惜しみない拍手が送られた。
3曲目の新曲「ハートの目」、そして銀テープが舞うラストへ
後半のMCではメンバーがそれぞれ約4ヶ月のツアーを走り抜けた思いを語り、ライブは終盤へ。この日3曲目の新曲となる「ハートの目」を初披露すると、続く「それはそう」ではメンバーがサインボールを客席に投げ込み、会場の熱気は最高潮に達した。本編最後は「波待ちプラトニック」。9人は万感の思いを込めて歌い上げ、全国を巡ったツアーの本編を締めくくった。
鳴り止まないアンコールの声に応えて、Tシャツ姿に着替えた9人が再びステージへ。ファンと同じTシャツをまとった等身大の姿で「脳内妄想愛してる♡」を披露し、会場との距離をさらに縮めた。そしてラストは、ツアータイトルにも冠された「Dreamer」。曲中には銀テープが客席に舞い、9人が全国で積み上げてきた4ヶ月のすべてを込めた歌声とともに、ツアーは華やかに幕を閉じた。
全15曲のセットリスト——この夜だけの完全版
この日のセットリストは全15曲。「マイドレスコードオーケストラ」「正しいワタシの口説き方」「My Collection(新曲)」「スパイダー」「エライ×3」「努力してるからプリンセス」「私、恋してます。(Band ver.)」「正しいワタシの口説き方(Band ver.)」「しゅわしゅわLOVE(新曲・Band ver.)」「ごめんね。ByeByeBoy(Band ver.)」「ハートの目(新曲)」「それはそう」「波待ちプラトニック」、アンコールで「脳内妄想愛してる♡」「Dreamer」と続いた。新曲3曲の初披露、バンドセクション4曲、そしてアンコールまで——この夜だけの特別なセットリストが、結成2.5周年の記念碑として刻まれた。
「君が居ればどんな私にだってなれる」。ツアータイトルに掲げたその言葉の通り、全国で出会ったファンとともに走り抜けた約4ヶ月の集大成を、MyDresscodeは最高の形で届けた。次の彼女たちがどんな景色を見せてくれるのか、今から楽しみでしかない。







